英語学習者の皆さん、こんにちは!今日は、英語で非常によく使われる「give」を使った句動詞について、徹底的に掘り下げていきましょう。句動詞って、覚えるのが大変だし、意味もたくさんあって混乱しやすいですよね。でも、大丈夫!この記事では、ネイティブスピーカーのように自然な英語を話すために必須の「give」の句動詞を、具体的な例文、学習者の体験談、そしてすぐに試せる練習問題付きで、分かりやすく解説していきます。
「Give」の句動詞は、単語の意味だけでは推測できないものが多く、まさに「英語の壁」と感じる人もいるかもしれません。でも、これらの句動詞をマスターすれば、あなたの英語表現は格段に豊かになりますよ!例えば、日常会話はもちろん、IELTSやTOEIC、英検などの試験でも、これらの句動詞を知っているだけで、リスニングやリーディングの理解度がぐっと上がります。さあ、一緒に「give」の句動詞の世界を探求し、あなたの英語力を次のレベルへ引き上げましょう!
1. Give up: 諦める、やめる
「Give up」は、最も一般的でよく知られた句動詞の一つですね。「諦める」という意味で使われることがほとんどですが、「(習慣などを)やめる」という意味でも使われます。
意味と使い方
1. 諦める (to stop trying to do something)
「もうダメだ」「無理だ」と感じて、努力をやめる状況で使います。
例文:
- Despite facing numerous rejections, she didn't give up on her dream of becoming a writer. (数々の拒絶に直面したにもかかわらず、彼女は作家になるという夢を諦めなかった。)
- The team was losing by 3 goals, but they refused to give up until the final whistle. (チームは3点差で負けていたが、最後の笛が鳴るまで諦めようとしなかった。)
2. (習慣などを)やめる (to stop doing something that you do regularly)
タバコや運動など、これまで続けていた習慣をやめる場合にも使えます。
例文:
- He decided to give up smoking for health reasons. (彼は健康上の理由で喫煙をやめることにした。)
- I'm trying to give up eating junk food. (ジャンクフードを食べるのをやめようとしているんだ。)
学習者の体験談:佐藤さんのケース
「大学受験の時、数学が本当に苦手で、何度も『もうダメだ』って思いました。でも、先生に『諦めるな、毎日少しずつでもいいから問題に触れろ』って言われて。それで、毎日1問でも解くようにしたら、だんだん解ける問題が増えてきて、最終的には苦手科目を克服できたんです。あの時『give up』しなくて本当に良かったと思っています。」
よくある間違いと対策
間違い: 「Give up」の後に動詞を続けたい場合、to不定詞を使おうとする。
例: I will give up to study English. (これは間違い!)
正解: 「Give up」の後に動詞を続ける場合は、動名詞(〜ing形)を使います。
例: I will give up studying English. (私は英語の勉強をやめます。) これは、「英語の勉強」という行為をやめる、という意味になります。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- Don't ( ) on your goals, even if it's hard.
- She finally decided to ( ) drinking coffee.
2. Give in: 屈する、譲歩する
「Give in」は、相手の要求や圧力に負けて、自分の意見や立場を曲げる、という意味で使われます。戦いをやめて相手に従う、というニュアンスです。
意味と使い方
1. 屈する、負ける (to stop resisting an opponent or enemy)
相手の力や説得に耐えきれず、折れてしまう状況を表します。
例文:
- The protesters refused to give in to the government's demands. (抗議者たちは、政府の要求に屈することを拒否した。)
- After hours of negotiation, the company finally gave in and agreed to the workers' demands. (数時間にわたる交渉の後、会社はついに譲歩し、労働者の要求に同意した。)
2. (要求などに)応じる、譲歩する (to agree to do something that someone wants you to do)
自分の本当の気持ちとは裏腹に、相手の希望を聞き入れる場合にも使われます。
例文:
- My parents finally gave in and let me get a puppy. (両親はついに折れて、私に子犬を買わせてくれた。)
- He kept asking me to lend him money, and eventually, I gave in. (彼は私にお金を貸してほしいと頼み続け、ついに私は折れてしまった。)
ネイティブスピーカーの視点
「Give in」は、単に「はい、分かりました」という承諾とは少し違います。そこには、抵抗があったけれど、最終的に相手の意見や要求を受け入れた、という背景があることが多いんです。「I gave in」と言うと、「仕方なく」とか「折れて」というニュアンスが伝わります。
ケーススタディ:田中さんの交渉術
田中さんは、以前、クライアントとの契約交渉で苦労していました。クライアントは無理な要求を突きつけ、田中さんの会社は板挟みになっていました。しかし、田中さんはすぐに「give in」せず、粘り強く交渉を続けました。最終的に、お互いが少しずつ譲歩することで合意に至りました。この時、田中さんは「Give in」するのではなく、「negotiate」して、より良い条件を引き出したのです。もし、すぐに「give in」していたら、会社は大きな損失を被っていたかもしれません。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- She didn't want to go, but she eventually ( ) to her friends' pressure.
- The teacher finally ( ) and allowed the students to have a break.
3. Give away: 与える、秘密などを漏らす
「Give away」は、文字通り「与える」という意味もありますが、それ以上に「秘密や情報を漏らす」「無料で配る」といった、少し特殊な使い方をすることが多い句動詞です。
意味と使い方
1. (秘密などを)漏らす、明かす (to tell a secret or reveal information)
意図せず、あるいは故意に、隠しておきたい情報を相手に伝えてしまうことです。
例文:
- He tried to keep his surprise party a secret, but his sister accidentally gave it away. (彼はサプライズパーティーを秘密にしておこうとしたが、妹がうっかりそれを漏らしてしまった。)
- Don't give away the ending of the movie! Let people watch it themselves. (映画の結末をネタバレしないで!みんなに自分で見させてあげて。)
2. 無料で配る (to give something to someone for free)
商品やサンプルなどを、お金を取らずに配る場合に使います。
例文:
- The store is giving away free samples of their new product. (その店は新製品の無料サンプルを配布しています。)
- They decided to give away their old furniture instead of throwing it out. (彼らは古い家具を捨てる代わりに、無料で譲ることにした。)
3. (才能などを)無駄にする (to waste a talent or opportunity)
あまり一般的ではありませんが、才能や機会を活かせずに無駄にしてしまう、という意味でも使われます。
例文:
- He's a talented musician, but he tends to give his talent away by not practicing enough. (彼は才能あるミュージシャンだが、十分な練習をしないことで、その才能を無駄にしてしまう傾向がある。)
ネイティブスピーカーのひと言
「Don't give it away!」って言われたら、「秘密だよ!」とか「ネタバレしないで!」って意味だとすぐに分かります。あと、お店で「Free samples! We're giving them away!」って聞いたら、「タダでもらえるんだ!」って嬉しくなりますね。
実践的なアドバイス
スピーキング練習の時、「秘密を漏らさないように気をつけて」と言いたいなら、「Be careful not to give away any secrets.」と言ってみましょう。また、友達に「この映画、結末教えて!」と聞かれたら、「No way, I won't give it away!」と断る練習もできますよ。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- I accidentally ( ) the surprise party.
- The company is ( ) free T-shirts to the first 100 customers.
4. Give back: 還す、恩返しをする
「Give back」は、借りたものを返す、という意味の他に、社会やコミュニティに対して何かを貢献する、というポジティブな意味合いで使われることが多い句動詞です。
意味と使い方
1. (借りたものなどを)返す (to return something that you have borrowed)
これは文字通りの意味ですね。
例文:
- Please give back the book you borrowed from me. (借りた本を返してください。)
- He promised to give back the money he owed by the end of the month. (彼は月末までに借りたお金を返すことを約束した。)
2. (社会などに)貢献する、恩返しをする (to do something to help people or society)
自分が受けた恩恵や成功を、社会や地域に還元する、というニュアンスです。ボランティア活動や寄付などもこれに含まれます。
例文:
- She believes it's important to give back to the community that supported her. (彼女は、彼女を支えてくれた地域社会に貢献することが重要だと信じている。)
- Many successful entrepreneurs feel a responsibility to give back through philanthropy. (多くの成功した起業家は、慈善活動を通じて恩返しをする責任を感じている。)
CEFRレベルとの関連
「Give back」を「貢献する」という意味で自然に使えるようになると、CEFR B2レベル以上を目指せるでしょう。単に言葉を知っているだけでなく、その文化的・社会的な意味合いを理解し、自分の意見として表現できることが重要になります。
成功事例:ボランティア活動の連鎖
ある地域で、元々その地域で育ち、成功したビジネスマンが、地元の子供たちのための学習支援プログラムに資金提供を始めました。彼は、「自分が受けた教育の機会を、今度は子供たちにgive backしたい」という思いがあったそうです。その活動が評判を呼び、今度はそのプログラムで育った若者たちが、地域のためにボランティアを始めるという良い連鎖が生まれました。これは、「give back」の精神が地域社会にポジティブな影響を与えた素晴らしい例です。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- I need to give this library book ( ).
- He wants to start a foundation to give ( ) to his hometown.
5. Give out: 配る、発表する、尽きる
「Give out」は、いくつかの異なる意味を持つ、少しトリッキーな句動詞です。文脈によって意味が変わるので注意が必要です。
意味と使い方
1. 配る (to distribute something to a number of people)
「Give away」と似ていますが、こちらは無料であるとは限りません。情報や資料などを配布する際に使います。
例文:
- The teacher will give out the exam papers shortly. (先生はまもなく試験用紙を配布します。)
- Volunteers were handing out flyers to give out information about the event. (ボランティアたちは、イベントの情報を広めるためにチラシを配布していた。)
2. 発表する、公表する (to announce something publicly)
情報や結果などを公式に発表する意味でも使われます。
例文:
- The results of the competition will be given out tomorrow. (競技の結果は明日発表されます。)
- The police have given out a description of the suspect. (警察は容疑者の似顔絵を発表した。)
3. 尽きる、なくなる (to run out of energy or supplies)
エネルギーや物資などがなくなり、機能しなくなる状態を表します。
例文:
- After running the marathon, his energy finally gave out. (マラソンを走った後、彼のエネルギーはついに尽きた。)
- The engine started making strange noises and then gave out completely. (エンジンが奇妙な音を立て始め、その後完全に停止した。)
TOEICでの出題例
TOEICでは、会議の冒頭で資料が配布される場面などで、「The facilitator will give out the necessary documents.」のような形で出題されることがあります。また、機械の故障や、人の体力が尽きる状況の説明としても登場します。
具体的な状況での使い分け
例えば、イベントで記念品を配るなら「give away」、参加者に資料を配るなら「give out」。発表会で結果を発表するなら「give out」。そして、マラソンで力尽きるなら「energy gave out」となります。文脈をしっかり掴むことが大切です。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- Please ( ) these brochures to the guests.
- The old car finally ( ) on the highway.
6. Give over: (時間・場所などを)~に費やす、明け渡す
「Give over」は、少しフォーマルな響きを持つこともありますが、特定の時間や場所を何かに「充てる」または「明け渡す」という意味で使われます。
意味と使い方
1. (時間・場所・エネルギーなどを)~に費やす、専念する (to spend time or energy doing something)
ある活動に集中的に取り組む場合に使います。
例文:
- He decided to give over his weekends to volunteering. (彼は週末をボランティアに捧げることにした。)
- Let's give over this room for the study group. (この部屋を勉強会のために使いましょう。)
2. (場所・権限などを)明け渡す、譲る (to surrender control of something)
自分の持っている場所や権限などを、他の人や組織に譲る場合に使われます。
例文:
- The soldiers were ordered to give over the occupied territory. (兵士たちは占領地を明け渡すよう命令された。)
- The old management had to give over the company to the new owners. (旧経営陣は、会社を新しいオーナーに譲らなければならなかった。)
イディオムとしての「Give over!」
口語では、「Give over!」という形で、相手に「やめろ!」「もういい加減にしろ!」と強く言うときに使われることもあります。これは少し乱暴な言い方なので、使う相手や状況を選ぶ必要があります。
例文:
- "Stop making that noise!" "Give over!" 「その騒音をやめろ!」「もうやめろよ!」
学習のヒント
「Give over」は、他の「give」の句動詞に比べて使用頻度はやや低いかもしれませんが、知っておくと文章の理解度が深まります。特に、「~に捧げる」「~に専念する」という意味で使われる場合は、ポジティブな文脈で使われることが多いです。
練習問題
次の文の( )に適切な語を入れてください。
- She has decided to give her evenings ( ) to learning a new language.
- The rebels refused to give the fortress ( ).
まとめ:句動詞マスターへの道
「Give」を使った句動詞は、今回ご紹介した以外にもまだありますが、まずはこれらの基本的なものをしっかりとマスターすることが、英語力向上の大きな一歩となります。
実践のポイント:
- 文脈で覚える: 単語単体ではなく、必ず例文や具体的な状況と一緒に覚えましょう。
- 声に出して練習する: 実際に声に出すことで、記憶に定着しやすくなります。
- 積極的に使う: 会話やライティングで、意識的にこれらの句動詞を使ってみましょう。間違えても大丈夫!そこから学びましょう。
- ネイティブの会話を観察する: ドラマや映画、YouTubeなどで、ネイティブがどのように句動詞を使っているか注意深く聞いてみてください。
句動詞は、英語を「道具」として使いこなすために欠かせない要素です。今回学んだ「give」の句動詞を、あなたの英語学習の武器にしてくださいね!頑張ってください!