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受動態をマスターしよう!作り方と使い分けガイド

Kaito TOEIC2026年4月21日
受動態をマスターしよう!作り方と使い分けガイド

英語学習者の皆さん、こんにちは!今回は、多くの人が「なんだか難しそう…」と感じがちな「受動態」について、とことん分かりやすく解説していきますね。普段の会話やライティングで、受動態を効果的に使えるようになると、表現の幅がぐっと広がるんですよ!

「受動態って、なんか堅苦しいイメージ…」って思っていませんか? 実は、そんなことないんです! 私自身、英語を教え始めた頃、生徒さんが受動態を「~される」という単純な意味でしか捉えられず、なかなか使いこなせないことに悩んでいました。でも、受動態の「なぜ」と「いつ」をしっかり理解すれば、日常英会話でもビジネスメールでも、もっと自然で洗練された英語が書けるようになるんです。今回は、私の長年の指導経験と、ケンブリッジ大学出版局などの信頼できる教材から得た知識をギュッと詰め込んで、受動態のすべてをお伝えします!

受動態の基本:形と意味を理解しよう

まずは、受動態の「形」から見ていきましょう。これはとってもシンプル!

主語 + be動詞 + 過去分詞 (+ by ~)

これが受動態の基本形です。例えば、「猫がネズミを捕まえた」という能動態の文があったとします。これを「ネズミは猫に捕まえられた」という受動態にするには、

A mouse was caught by a cat.

となります。主語が「ネズミ」に変わり、be動詞(この場合は過去形was)、そして動詞catchの過去分詞caughtが使われていますね。最後の「by a cat」は、誰が(何が)その動作をしたのかを示す部分です。これは省略することもよくありますよ。

なぜ「be動詞 + 過去分詞」なのか?

これは、英語の文法的な構造によるものです。be動詞は「状態」を表し、過去分詞は「~された状態」や「~された結果」を表す働きがあります。この二つが組み合わさることで、「(主語が)~された状態である」という意味が生まれるんです。例えば、"The window is broken."(窓が割れている)のように、be動詞 + 過去分詞で「壊された状態」を表すことが多いですね。

過去分詞って何?

過去分詞は、動詞の三段活用(原形、過去形、過去分詞形)の三番目の形のこと。規則動詞なら「-ed」がつくことが多いですが、不規則動詞(go - went - gone、see - saw - seenなど)は形が変わるので、覚える必要があります。受動態を使いこなすには、この過去分詞の知識が必須なんですよ!

受動態の時制:過去、現在、未来で形が変わる

受動態も、能動態と同じように、時制によってbe動詞の形が変わります。これは、英語学習で必ず通る道ですよね!

  • 現在形:  The book is written.(その本は書かれている。)
  • 過去形: The book was written.(その本は書かれた。)
  • 未来形: The book will be written.(その本は書かれるだろう。)
  • 現在完了形: The book has been written.(その本は書かれた(ところだ)。)

このように、be動詞の部分を文脈に合わせて変えるだけで、様々な時制の受動態が作れるんです。最初は混乱するかもしれませんが、例文をたくさん見て、自分で作ってみるのが一番の近道ですよ。

受動態の使いどころ:いつ使うと効果的?

「受動態って、どんな時に使えばいいの?」ここが一番重要で、かつ難しいところですよね。受動態は、単に「~される」という意味を伝えたいだけでなく、もっと戦略的に使うことで、文章をより洗練させたり、情報を効果的に伝えたりすることができます。

1.  主語が不明確、または重要でない場合

これは受動態を使う最も一般的な理由の一つです。誰がその動作をしたのかが分からない、または、誰がしたかよりも「何が起こったか」が重要だという場合に、受動態は非常に役立ちます。

例:

  • A: Who broke this vase?(誰がこの花瓶を割ったの?)
  • B: It was broken yesterday.(昨日、割れちゃったんだ。)

この場合、Bさんは誰が割ったのか知らないか、あるいは、誰が割ったかよりも「割れてしまった」という事実を伝えたいのかもしれません。もし能動態で "Someone broke it." と言っても間違いではありませんが、受動態を使うことで、原因よりも結果に焦点を当てることができます。

ケーススタディ:ニュース記事の書き出し

「昨日、〇〇市で大規模な火災が発生しました。」というニュース。これを能動態で「〇〇さんが火をつけた」と書き出すことは、犯人が特定されていない限りできませんよね。そこで、受動態が活躍します。

  • 能動態(犯人不明の場合):  A large fire broke out in XX City yesterday.(〇〇市で大規模な火災が発生した。) - これは厳密には自動詞なので受動態にはなりませんが、能動態で「誰かが~した」という構造を避ける例として。
  • 受動態(原因不明・結果重視): A large building was destroyed by fire in XX City yesterday.(昨日、〇〇市で大きな建物が火災で焼失した。)

このように、受動態を使うことで、事実を客観的に、そして迅速に伝えることができるのです。これは、ジャーナリズムや報告書などで非常に重要なテクニックですね。

2.  動作の対象(目的語)を強調したい場合

文の主語は、通常、文の中で最も重要な要素とされます。そのため、受動態を使って、本来なら目的語だったものを主語にすることで、その要素を強調することができます。

例:

  • 能動態: The company launched a new product last month.(その会社は先月、新製品を発表した。)
  • 受動態: A new product was launched by the company last month.(新製品がその会社によって先月発表された。)

この場合、新製品について話したいのであれば、受動態の文の方が自然です。製品そのものに焦点を当て、その発表という事実を伝えたいわけですからね。これは、製品紹介やマーケティングの文脈でよく使われます。

学習者の声:

「以前、自分の書いたエッセイで、いつも同じような単語ばかり使ってしまうのが悩みでした。特に、何かを説明する時に『~は~を~します』という能動態ばかりで、単調になってしまうんです。先生に相談したら、『受動態をもっと使ってみよう』と言われました。最初は難しかったですが、目的語を主語にする練習をしたら、文章にメリハリが出て、よりアカデミックな響きになったんです。今では、レポートを書くときに必須のテクニックになりました!」

3.  より丁寧で客観的な表現をしたい場合

特にビジネスシーンやフォーマルな文章では、主語を「I」や「we」にすることなく、客観的な事実を伝えるために受動態が用いられることがあります。

例:

  • 能動態(やや直接的): I will send you the report tomorrow.(明日、あなたにレポートを送ります。)
  • 受動態(より丁寧・一般的): The report will be sent to you tomorrow.(レポートは明日、あなたに送られます。)

後者の受動態の表現は、「私(I)」という主語を避け、よりフォーマルで、相手にプレッシャーを与えにくい印象を与えます。これは、顧客への通知や、社内での通達などでよく見られます。

私の経験談:

以前、ある国際会議で発表する機会がありました。自分の研究成果を発表する際、どうしても「私が~を発見しました」「私が~を開発しました」という表現ばかりになってしまい、少し傲慢に聞こえてしまうのではないかと心配になりました。そこで、発表原稿を見直して、受動態を積極的に取り入れてみました。「This phenomenon was observed by  our team.」(この現象は私たちのチームによって観察されました)のように。そうすることで、研究の客観性が増し、チーム全体の功績として伝えることができたんです。聴衆からの反応も、以前よりずっと好意的になりましたよ。

4.  一般的な事実や習慣を述べるとき

「~は~として知られている」「~は~で作られている」といった、広く知られている事実や一般的な習慣を表す場合にも、受動態がよく使われます。

例:

  • Mount Fuji is known as Japan's highest mountain.(富士山は日本で最も高い山として知られています。)
  • This cheese is made from sheep's milk.(このチーズは羊の乳から作られています。)
  • English is spoken in many countries.(英語は多くの国で話されています。)

これらの文は、特定の個人や団体ではなく、一般的な事実として成立しています。そのため、受動態が非常に自然な表現となります。

受動態でよくある間違いと、その回避策

受動態を使いこなそうとすると、つまずきやすいポイントがいくつかあります。ここでは、私がこれまで指導してきた中でよく見かける間違いと、その対策をご紹介します。

間違い1:自動詞を受動態にしてしまう

自動詞は目的語をとらない動詞なので、基本的に受動態にできません。例えば、"arrive"(到着する)、"happen"(起こる)、"die"(死ぬ)などは自動詞です。

NG例: An important meeting was happened yesterday.(昨日、重要な会議が起こった。)

正しくは: An  important meeting happened  yesterday.(昨日、重要な会議があった。)

なぜ? 「~が起こられた」という形は意味をなしませんよね。自動詞は、それ自体で文が完結します。もし「~が起こった」という事実を伝えたいなら、能動態のまま使います。

対策: 動詞が自動詞か他動詞かを常に意識しましょう。辞書で動詞の意味を調べるときに、「自動詞」「他動詞」の表示を確認する習慣をつけることが大切です。特に、日本語で「~される」と訳せる動詞でも、英語では自動詞である場合があるので注意が必要です。

間違い2:受動態にする必要のない文を受動態にしてしまう

「誰がしたか」「何が重要か」が明確な場合、無理に受動態にする必要はありません。むしろ、能動態の方がシンプルで力強いメッセージになります。

NG例: I was written this email to you.(私があなたにこのメールを書かれました。)

正しくは: I wrote this email to you.(私があなたにこのメールを書きました。)

なぜ? この場合、メールを書いたのは「私」であり、その事実を伝えるのが目的なので、能動態が最も自然で分かりやすい表現です。受動態にすると、まるで誰かにメールを書かされたかのような、不自然な意味合いになってしまいます。

対策: 文を作る際に、「この文で一番伝えたいことは何だろう?」「主語は誰(何)にするのが一番自然だろう?」と自問自答する癖をつけましょう。もし「私」が主体で行動したことを伝えたいなら、迷わず能動態を選びます。

間違い3:過去分詞の形を間違える

これは、特に不規則動詞の場合によく起こります。過去形と過去分詞形が同じだったり、全く違ったりするので、混乱しやすいんですよね。

NG例: The song was sang by many people.(その歌は多くの人に歌われた。)

正しくは: The song was sung by many people.(その歌は多くの人に歌われた。)

なぜ?  動詞 sing の過去分詞形は "sung" です。"sang" は過去形です。受動態では必ず過去分詞形を使います。

対策: よく使われる動詞の過去分詞形は、丸暗記するのではなく、例文と一緒に覚えるのが効果的です。例えば、「歌う」なら "sing (原形) - sang (過去形) - sung (過去分詞形)" というセットで覚える。「書く」なら "write - wrote - written" というように。単語帳を作ったり、フラッシュカードを使ったりするのも良い方法です。

実践!受動態トレーニング

知識だけでは身につきません!さあ、実際に手を動かして、受動態を自分のものにしましょう。

エクササイズ1:能動態から受動態へ書き換え

以下の能動態の文を、意味が通じるように受動態に書き換えてみてください。

       
  1. My mother  cooks delicious meals every day.
  2. The company will release a new app next  month.
  3. Someone stole my bicycle last night.
  4. Experts have discovered a new planet.
  5. The teacher explained the grammar rule clearly.

ヒント:

  • まず、能動態の文の「主語」「動詞」「目的語」を見つけましょう。
  • 受動態では、元の文の「目的語」が主語になります。
  • 動詞を「be動詞 + 過去分詞」の形に変えましょう。時制に注意!
  • 元の文の「主語」は、「by ~」として後ろにつけるか、不要なら省略します。

エクササイズ2:受動態の文を能動態へ書き換え(または、より自然な表現へ)

以下の受動態の文を、より自然な能動態の文に書き換えてみてください。あるいは、受動態のままで良い場合は、その理由を考えてみましょう。

  1. This beautiful painting was created by a famous artist.
  2. The package will be delivered by Friday.
  3. It is said that he  is very intelligent.
  4. The rules must be followed by everyone.
  5. Mistakes were made.

ヒント:

  • 「by ~」の部分に、動作の主体(誰が)が入っています。それを主語にしてみましょう。
  • 「It is said that ~」のような表現は、「人々は~と言う」のような能動態にすると自然な場合が多いです。
  • 「Mistakes were made.」のように、「by  ~」がない受動態は、原因が不明確だったり、あえてぼかしたい場合に便利です。この場合は、あえて能動態にする必要はないかもしれません。

これらのエクササイズを繰り返し行うことで、受動態の構造と使い方が、体で覚えられるはずです!

まとめ:受動態は「表現の武器」だ!

受動態は、単に文法規則として覚えるだけでなく、いつ、どのように使うことで、自分の伝えたいことをより効果的に、より洗練された形で表現できるか、という視点で捉えることが大切です。主語が不明確な時、対象を強調したい時、客観性を保ちたい時など、様々な場面で受動態はあなたの強力な「表現の武器」となってくれます。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、今日お伝えした「形」「使いどころ」「よくある間違い」そして「エクササイズ」を参考に、ぜひ積極的に受動態を使ってみてください。きっと、あなたの英語が一段とレベルアップするはずですよ!頑張ってくださいね!

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