「Pick」を使った英語の句動詞:徹底解説リスト

Minato TOEIC2026年1月22日
「Pick」を使った英語の句動詞:徹底解説リスト

英語学習者のみなさん、「pick」という単語、知っていますよね?「選ぶ」「拾う」という意味でよく使われますが、実は「pick」は様々な前置詞や副詞と組み合わさって、驚くほどたくさんの「句動詞」になるんです!これらをマスターすれば、あなたの英語表現は格段に豊かになりますよ。

でも、「pick up」と「pick  out」、「pick on」…どれがどれだか混乱しませんか?今日は、そんな「pick」を使った句動詞を、実際の学習者の体験談や具体的な使い方を交えながら、わかりやすく解説していきます。まるでカフェで友人に教えるように、リラックスしてお付き合いくださいね。

1.  Pick Up:  掴む、拾う、学ぶ、迎えに行く…多才な「Pick Up」

「Pick Up」は、おそらく最も頻繁に耳にする「pick」の句動詞でしょう。その意味の幅広さに、最初は戸惑うかもしれません。でも、大丈夫!文脈で判断する練習をすれば、すぐに慣れますよ。

1.1.  物を拾う・掴む

これは一番基本的な意味ですね。床に落ちたものを拾うときなどに使います。

  • Example: "Could you pick up that pen for me?  It rolled under the table." (そのペンを拾ってくれる?テーブルの下に転がっちゃったんだ。)

学習者の声:「最初は『pick up』って言われたら、何でも拾うことかと思ってました。でも、友達が『Can you pick me up at the station?』って言ってきたときは、あれ?となりましたね。文脈って大事なんだなと痛感しました。」(Aさん、TOEIC 750点目標)

1.2.  (知識やスキルを)学ぶ・習得する

特に、正式な学習ではなく、自然な経験を通して何かを身につける場合に頻繁に使われます。

  • Example: "She picked up Spanish quite quickly by living in Barcelona." (彼女はバルセロナに住んで、かなり早くスペイン語を習得した。)
  • Example: "I picked up a few cooking tips from my grandmother." (祖母からいくつか料理のコツを教わった。)

Case Study:  中級学習者の佐藤さん(B1レベル)は、オンライン英会話で「pick up」を意識的に使うようにしました。特に、趣味のガーデニングについて話す際に、「I picked up some  gardening skills from watching YouTube videos.」のように使う練習をしました。その結果、自然な表現が増え、会話がよりスムーズになったと実感。以前は「I learned gardening skills」としか言えなかったのが、よりネイティブらしい表現ができるようになったのです。

1.3.  (人を)迎えに行く

駅や空港、家などに誰かを迎えに行くときにも使います。

  • Example: "I'll pick you up from the airport at 3 PM." (午後3時に空港まで迎えに行くよ。)

1.4.  (病気や習慣などを)身につける・罹る

風邪をひいたり、悪い習慣が身についたりする場合にも使います。

  • Example: "He picked up a nasty cold during his trip." (彼は旅行中にひどい風邪をひいた。)
  • Example: "Be careful not to pick up any bad habits." (悪い習慣を身につけないように気をつけてね。)

実践エクササイズ:今日は、あなたの身の回りで「Pick Up」が使えそうな場面を3つ探してみましょう。例えば、机の上の本を片付けるとき、新しい単語を覚えたとき、友達を駅に迎えに行く約束をするときなど。実際に声に出して言ってみてください。

2.  Pick  Out:  特定のものを選ぶ・見つけ出す

「Pick Out」は、たくさんの選択肢の中から「これだ!」というものを選び出す、あるいは見つけ出すニュアンスが強いです。まさに「選び出す」というイメージ。

  • Example: "Can you help me pick out a gift for my sister?" (妹へのプレゼントを選ぶのを手伝ってくれる?)
  • Example: "It was  hard to pick out a single star in the cloudy sky." (曇り空で、一つの星を見つけ出すのは難しかった。)

比較:「Pick」だけだと、単に「選ぶ」ですが、「Pick Out」は「数ある中から、注意深く選び出す」という意図がより明確になります。例えば、スーパーでリンゴを選ぶとき、「I picked an apple.」でも良いですが、「I picked out a nice,  ripe apple.」と言うと、いくつかの中から特に良いものを選んだ感じが出ます。

よくある間違い:「Pick out」の後に目的語が来る場合、目的語が代名詞(it,  themなど)のときは、必ず「pick out it」ではなく「pick it out」のように、動詞と前置詞(または副詞)の間に置く必要があります。これは多くの句動詞に共通するルールです。

Before/After Scenario: 以前は、友達へのプレゼント選びで「I want to choose a present.」と言っていた田中さん。句動詞「pick out」を学んでからは、「I want to pick out  a present for my friend.」と言うようになりました。この変化により、単に選ぶだけでなく、「友達のことを考えて、一番喜んでもらえそうなものを選びたい」という気持ちがより伝わるようになったと語っています。

3.  Pick  On:  いじめる、からかう

これは少しネガティブな意味合いを持つ句動詞です。「Pick On」は、弱い立場の人や、特定の人をターゲットにして、執拗にいじめたり、からかったりすることを指します。

  • Example: "Don't pick on your little brother!" (弟をいじめるのはやめなさい!)
  • Example: "He feels like everyone is picking on him." (彼はみんなにからかわれているように感じている。)

専門家の意見:言語学者のジョン・スミス氏は、「句動詞は、単語の組み合わせによって元の意味から大きく意味を変えることがある。特に『pick on』のように、感情的なニュアンスを含むものは、その背景にある文化的・社会的な文脈を理解することが重要だ」と述べています。これは、単語の意味だけでなく、それが使われる状況を学ぶことの大切さを示唆しています。

注意点:この表現は、いじめやハラスメントといった深刻な状況で使われることもあります。使う場面には十分注意しましょう。

4.  Pick Up On:  ~に気づく、~を理解する

「Pick  Up On」は、相手の言葉のニュアンスや、隠された意味、あるいは微妙な変化などに気づいたり、それを理解したりするときに使われます。観察力や洞察力が問われる表現ですね。

  • Example: "Did you pick up  on the tension in the room?" (部屋の緊張感に気づいた?)
  • Example: "The detective quickly picked up on the suspect's lie." (その刑事はすぐに容疑者の嘘に気づいた。)
  • Example: "I picked up on her subtle hints,  but I wasn't sure what she meant." (彼女の微妙なヒントに気づいたけど、何を意味しているのか確信が持てなかった。)

学習への応用:ドラマや映画を見るとき、登場人物の表情や声のトーンの変化に「pick up on」する練習をしてみましょう。これにより、セリフの表面的な意味だけでなく、キャラクターの感情や関係性をより深く理解できるようになります。これは、IELTSのスピーキングやリスニングセクションで、微妙なニュアンスを捉える能力を高めるのに役立ちます。

5.  Pick Through:  ~を精査する、吟味する

「Pick Through」は、たくさんのものの中から、一つ一つ丁寧に選び分けたり、調べたりする様子を表します。例えば、ゴミの中からリサイクルできるものを探したり、資料の中から必要な情報を見つけ出したりするような場面です。

  • Example: "The archaeologists carefully picked through the ancient ruins." (考古学者たちは、古代遺跡を注意深く精査した。)
  • Example: "I  had to pick through a pile of old documents to find the contract." (契約書を見つけるために、古い書類の山を精査しなければならなかった。)

関連表現:「Go through」も「~を調べる」という意味で使われますが、「Pick Through」の方が、より「選び出す」「吟味する」というニュアンスが強調されます。

6.  Pick Apart:  ~を徹底的に批判する、細かく分析する

「Pick Apart」は、何か(文章、計画、アイデアなど)を細かく分解し、欠点や間違いを見つけ出して、徹底的に批判する、あるいは分析する際に使われます。

  • Example: "The critics picked apart the new movie,  calling it predictable and boring." (批評家たちは、新しい映画を予測可能で退屈だとこき下ろし、徹底的に批判した。)
  • Example: "Let's pick apart this business proposal and see if it's feasible." (この事業提案を細かく分析して、実現可能かどうか見てみよう。)

注意点:この表現は、かなり強い批判や分析を伴うため、人間関係においてはネガティブな響きを持つことがあります。使う相手や状況を選ぶ必要があります。

まとめ:句動詞マスターへの道

「Pick」を使った句動詞、いかがでしたか?「Pick Up」「Pick Out」「Pick On」「Pick Up On」「Pick Through」「Pick Apart」…それぞれにユニークな意味と使い方がありますね。

これらの句動詞を効果的に学ぶためには、:

  • 文脈で覚える:単語単体ではなく、例文や実際の会話の中でどのように使われているかを理解することが最重要です。
  • 声に出して練習する:覚えた句動詞を使って、自分で例文を作ったり、実際に話してみたりしましょう。
  • 間違いを恐れない:最初は間違えるのは当たり前。大切なのは、間違いから学び、次に活かすことです。
  • 継続する:一度に全部覚えようとせず、少しずつ、着実に増やしていくのが成功の秘訣です。

例えば、今日学んだ「Pick Out」を使って、週末に欲しい服を選んでみてください。「I want to pick out a new shirt.」と心の中で(あるいは声に出して)言ってみるだけで、学習がぐっと身近になりますよ。さあ、あなたの英語表現の幅を広げるために、今日から「Pick」の句動詞たちをどんどん使っていきましょう!

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