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「確信している」を英語で表現!自信を持って伝えるフレーズ集

9English Team2025年11月13日
「確信している」を英語で表現!自信を持って伝えるフレーズ集

英語で「確信している」「絶対に~だと思う」という気持ちを伝えたい時、どんなフレーズを使っていますか?単に "I think so." だけでは、あなたの自信の度合いが相手に伝わりきらないかもしれません。今回は、ネイティブスピーカーが実際に使う、より自然で力強い「確信」の表現方法を、私のこれまでの指導経験や学習者のリアルな声をもとに、具体例や練習問題と共にお届けします。

「確信」を伝えることは、単に意見を述べるだけでなく、相手に安心感を与えたり、交渉を有利に進めたりするためにも非常に重要です。例えば、ビジネスシーンでプロジェクトの成功を確信していることを伝えたい時、あるいは友人との会話で「絶対この映画は面白いよ!」と勧めたい時など、様々な場面で役立ちます。CEFRで言えば、B2レベル以上の学習者であれば、より洗練された表現を使いこなすことで、コミュニケーションの質を格段に向上させることができるでしょう。

Why  "I'm certain" is not always  enough

まず、なぜ "I think so." や "I believe so." だけでは不十分なのかを考えてみましょう。これらの表現は、あくまで個人の意見や推測を表すもので、強い確信には至っていないニュアンスが含まれます。例えば、"I think it might rain tomorrow." は「明日は雨が降るかもしれない」という推測ですが、"I'm certain it will rain tomorrow." なら、「明日は雨が降ると確信している」という強い意志や根拠に基づいた予測が感じられます。

学習者のAさん(TOEIC 700点台)は、会議で自分の提案について「たぶん大丈夫だと思います」と "I  think it  will  be okay." と言いがちでした。しかし、その結果、上司からは「本当に大丈夫なのか?」と疑問視され、自信がないように見えてしまうことがありました。そこで、彼女には、状況に応じてより強い表現を使う練習をしてもらいました。具体的な改善策としては、まず、提案の根拠となるデータや過去の実績を準備し、それを踏まえて "I'm confident that our proposal will be successful." のように言う練習をしました。その結果、上司からの信頼を得やすくなり、プロジェクトの承認にも繋がったのです。これは、単に単語を変えるだけでなく、発言の背景にある自信を伝えることの重要性を示しています。

もう一つ、学習者のBさん(IELTS Overall 6.0)は、スピーキングテストで自分の意見を述べる際に、常に "I think..." や "Maybe..." を使ってしまい、なかなか高得点に結びつきませんでした。彼の担当講師は、Bさんが持つ知識や経験を活かし、より断定的な表現を使うようアドバイスしました。例えば、環境問題に関する質問に対して、以前は "I think we should  recycle more." と言っていたのを、「リサイクルが環境保護に不可欠である」という事実に基づき、"It  is undeniable that increased recycling is crucial for environmental protection."  のように、より専門的で断定的な表現を使う練習をしました。これにより、彼のスピーキングはより説得力を増し、テストのスコアも向上しました。

"I'm sure" vs.  "I'm certain" vs.  "I'm confident"

これらの表現は似ていますが、ニュアンスが異なります。

  • I'm sure: 確信の度合いとしては一般的。「~だと確信している」という、事実や相手の発言に基づいて確信している場合によく使われます。例:  "I'm sure he told you the truth." (彼が君に真実を話したと確信している。)
  • I'm certain: "I'm sure" よりも強い確信を表します。個人的な信念や強い証拠に基づいている場合が多いです。例:  "I'm certain this is the best solution." (これが最善の解決策だと確信している。)
  • I'm confident: 「自信がある」という意味合いが強く、将来の成功や自分の能力に対する確信を表す際に使われます。例:  "I'm confident I can finish this project on time." (このプロジェクトを時間通りに終えられると自信がある。)

これらの使い分けを意識するだけで、あなたの発言はより正確で、意図したニュアンスを正確に伝えることができます。

Beyond "I'm sure":  Advanced Phrases for Strong Conviction

「確信している」という気持ちを、さらに力強く、あるいは繊細に伝えたい場面がありますよね。ここでは、ネイティブがよく使う、より高度な表現をいくつかご紹介します。これらのフレーズは、あなたの英語に深みと説得力を与えてくれるはずです。

1.  Phrases for Absolute Certainty (ほぼ100%の確信)

もう、疑いの余地がない!というレベルの確信を表すフレーズです。 Cambridge Dictionary によると、"certain" は "completely sure about something" と定義されており、その強さが伺えます。

  • I have no doubt that...:  「~について何の疑いもない」という意味。非常に強い確信を表します。

    例: "I have no doubt that she will succeed in her new role." (彼女が新しい役職で成功することは、何の疑いもない。)

    指導経験から: 学習者のCさん(TOEIC 800点台)は、チームメンバーの能力を信じていたものの、つい "I think he can do it."  と言いがちでした。そこで、「疑いの余地はない」という強いメッセージを伝えるために、"I have no doubt that he can handle this." という表現を練習してもらいました。すると、チーム全体の士気が上がり、プロジェクトの完了も早まったという嬉しい報告がありました。これは、リーダーシップを発揮する場面で特に有効な表現です。

  • It's undeniable that...:  「~ということは否定できない、明白である」という意味。客観的な事実や論理に基づいた強い確信を表します。

    例: "It's  undeniable that climate change is a serious threat." (気候変動が深刻な脅威であることは否定できない。)

  • I'm positive that...:  「~だと確信している、絶対に~だ」という意味。個人的な強い信念や経験に基づいた確信を表します。

    例: "I'm positive we're heading in the right direction." (我々が正しい方向に向かっていると確信している。)

  • There's no question that...:  「~であることは間違いない、疑う余地がない」という意味。  

    例: "There's no question that he's the best candidate for the job." (彼がその仕事に最適な候補者であることは間違いない。)

2.  Phrases for Strong Belief and Confidence (強い信念と自信)

こちらは、絶対的な確証とまではいかなくても、非常に強い信念や自信を持っていることを表す表現です。 IELTS のスピーキングテストで、自分の意見をしっかりと主張したい時に役立ちます。

  • I'm convinced that...:  「~だと確信している、納得している」という意味。情報や証拠に基づいて、納得した上で確信しているニュアンスがあります。  

    例: "After seeing the data,  I'm convinced that this strategy will work." (そのデータを見た後、この戦略がうまくいくと確信している。)

  • I strongly believe that...:  「~だと強く信じている」という意味。個人的な価値観や信念に基づいた強い思いを表します。

    例: "I strongly believe that education is the key to solving many  problems." (教育が多くの問題を解決する鍵だと強く信じている。)

  • I have faith in...:  「~を信じている、~に信頼を置いている」という意味。人や物事の能力、将来性などに対する信頼を表します。

    例: "I have faith in your ability to overcome this challenge." (この困難を乗り越える君の能力を信じている。)

  • I'm quite sure/certain that...:  "sure" や "certain" に副詞を加えることで、確信の度合いを強調できます。"quite" は「かなり」という意味で、強い確信を表します。

    例: "I'm quite sure this is  the right path for us." (これが我々にとって正しい道だとかなり確信している。)

3.  Expressing Confidence in Future Outcomes (将来の結果に対する自信)

特に、未来の出来事や結果に対して自信があることを伝えたい時に効果的です。これは、プレゼンテーションや目標設定の場面でよく使われます。

  • I'm optimistic about...:  「~について楽観的である」という意味。将来が良い方向に向かうと期待していることを表します。

    例: "I'm optimistic about the company's  future growth." (会社の将来的な成長について楽観視している。)

  • I expect great things from...:  「~に大きな期待をしている」という意味。将来的に素晴らしい結果が出ると確信しているニュアンスです。

    例: "I expect great things from this new collaboration." (この新しい協力関係から大きな成果を期待している。)

  • We're on track to...:  「~に向けて順調に進んでいる」という意味。目標達成に向けて計画通りに進んでいることを示し、結果に対する自信を表します。  

    例: "We're on track to meet our sales targets this quarter." (今四半期の売上目標達成に向けて順調に進んでいる。)

Common Mistakes and How to Avoid Them

せっかく自信を持って伝えようとしても、間違った使い方をしてしまうと逆効果になりかねません。ここでは、よくある間違いとその回避策をご紹介します。

間違い1:  根拠のない断定

感情的に「絶対にこうだ!」と言ってしまうと、後で事実と異なった場合に信頼を失います。例えば、"I'm positive this new policy will  fail." (この新しい方針は絶対に失敗すると確信している。) と断定したものの、実際は成功した場合、発言の信頼性が揺らいでしまいます。

回避策: 自分の発言には、できるだけ根拠や理由を添えるようにしましょう。 "I'm confident this strategy will work,  because  we've seen similar success in the past." (この戦略はうまくいくと確信している、なぜなら過去に同様の成功例を見ているからだ。) のように、「なぜそう確信しているのか」を明確にすることで、説得力が増します。

間違い2:  過剰な自信表現

どんな状況でも "I'm  100% sure!" のように断定しすぎると、相手に傲慢な印象を与えたり、逆に「本当にそうかな?」と疑念を抱かせたりすることがあります。特に、不確実性の高い事柄に対しては注意が必要です。

回避策: 状況に応じて、確信の度合いを調整しましょう。例えば、"I'm pretty sure..." (かなり確信している…),  "I'm fairly confident..." (かなり自信がある…) のように、副詞を使ってニュアンスを和らげることも大切です。 British Council のウェブサイトでも、状況に応じた表現の使い分けが推奨されています。

間違い3:  文脈に合わない表現の選択

例えば、単なる推測なのに "I have no doubt  that..." のように断定しすぎたり、逆に、確実な事実について "I think..." と曖昧に表現したりすると、意図が正確に伝わりません。

回避策: 各フレーズのニュアンスを理解し、文脈に合わせて最適な表現を選びましょう。例えば、相手が話した内容に対して「それは確かな情報だね」と確認する場面なら "I'm sure that's right." が適切ですが、自分の経験や分析に基づいて「この方法がベストだと確信している」と主張したいなら  "I'm convinced this is the best method." の方が適しています。

Practical Exercises for Building Confidence

これらの表現を使いこなせるようになるためには、実践あるのみ!ここでは、あなたの英語に自信を吹き込むためのエクササイズをいくつかご紹介します。

Exercise 1:  Daily Confidence Log

毎日の終わりに、その日あった出来事や自分の行動について、自信を持って言えることを3つ書き出してみましょう。最初は簡単なことからでOKです。

  • 例:  "I'm sure I finished my  report today." (今日はレポートを終えたと確信している。)
  • 例:  "I'm confident I made the right decision about lunch." (昼食の件で正しい決断をしたと自信がある。)
  • 例:  "I have no doubt  that I will go to the gym tomorrow." (明日ジムに行くことは何の疑いもない。)

これを続けることで、「確信」という感覚に慣れ、それを言葉にする練習になります。

Exercise  2:  Scenario Role-Playing

以下のシナリオを想定し、自信を持って意見を表明する練習をしましょう。可能であれば、友人や同僚とロールプレイング形式で行うと効果的です。

  • Scenario A (Business Meeting): あなたは新しいマーケティング戦略を提案しています。上司や同僚が懸念を示していますが、あなたは成功を確信しています。

    Your line: "I'm convinced this new strategy will significantly increase our market share.  I have no doubt that we'll see a 20% growth within the first six months."

  • Scenario B (Friend's Dilemma): 友人がキャリアチェンジで悩んでいます。あなたは、友人の能力と適性から、新しい道での成功を確信しています。  

    Your line: "I strongly believe you'll excel in this new field.  You have all the necessary skills,  and I'm optimistic about your future success."

  • Scenario C (Problem Solving): チームで問題が発生しました。あなたは、解決策を見つけられると確信しています。

    Your line: "There's no question that we  can overcome this challenge.  We have a talented team,  and I'm confident we'll find a solution by the end of the day."

これらの例文を参考に、あなた自身の言葉で表現してみてください。最初は少しぎこちなくても、繰り返し練習することで自然に言えるようになります。

Exercise 3:  Analyzing Native Speaker Audio/Video

映画、ドラマ、TED  Talks、ポッドキャストなど、ネイティブスピーカーが話しているコンテンツを注意深く聞いてみましょう。彼らがどのような状況で、どのような「確信」の表現を使っているかに注目します。特に、プレゼンテーションやディスカッションの場面では、様々な確信の表現が使われています。

例えば、TED Talks でスピーカーが聴衆に何かを訴えかける場面や、ビジネスリーダーが将来の見通しについて語る場面などを観察すると、「なるほど、こういう時にこのフレーズを使うのか!」という発見がたくさんあります。 Oxford Learner's Dictionaries のような信頼できるリソースで、例文と共に意味を確認するのも良い方法です。

これらのエクササイズを通して、あなたの「確信」の表現は、より豊かで、より力強いものへと進化していくはずです。自信を持って話すことは、相手に安心感を与えるだけでなく、あなた自身の信頼性も高めます。ぜひ、今日から実践してみてください!

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