IELTS文法:避けるべきよくある間違いと改善策

Rin English2026年1月20日
IELTS文法:避けるべきよくある間違いと改善策

IELTSのライティングやスピーキングで、あと一歩で目標スコアに届かない…そんな悩みを抱えていませんか? 実は、多くの学習者が同じような文法ミスを繰り返しているんです。今日は、私が長年教えてきた経験から、IELTSで特に頻繁に見られる文法の間違いと、それをどうすれば効果的に修正できるのか、具体的な方法を分かりやすく解説していきますね。この記事を読めば、あなたのIELTSスコアアップにきっと役立つはず!

1.  単数・複数の不一致:小さなミスが大きな減点に

これは本当に、本当によくある間違いです。例えば、「The government is taking action.」は正しいですが、「The government are taking action.」と書いてしまうと、単数・複数の不一致で減点対象になります。英語では、集団名詞(government,  committee,  teamなど)は、その集団を一つの単位として捉えるか、個々のメンバーとして捉えるかで、動詞の形が変わることがあります。アメリカ英語では単数扱いが一般的ですが、イギリス英語では文脈によっては複数扱いすることもあります。IELTSでは、どちらかに統一して使うのが安全です。

実際の学習者の例

私の生徒さんの一人、ケンさん(仮名)は、IELTSでライティング5.5を取っていました。彼は「My experiences in Japan is very valuable.」と書いてしまうことがよくありました。「experiences」は複数形なのに、動詞が単数形「is」になっているんですね。彼にこの間違いを指摘し、単数・複数の概念を改めて説明したところ、意識して見直すようになり、次のテストではライティング6.0にアップしました!

改善のためのエクササイズ

【エクササイズ1】以下の文で、単数・複数の間違いがある箇所を指摘し、正しい形に直してみましょう。

  • The company's  profits is increasing steadily.
  • A lot of people in  the audience was clapping.
  • My friends from university is still in touch.

(解答例:1.  profits are,  2.  people were,  3.  friends are)

2.  時制の一致の誤り:過去と現在が混在?

特に物語を語ったり、過去の出来事を説明したりする際に、時制がバラバラになってしまうことがあります。例えば、「Yesterday,  I went to the park,  and I  see a beautiful bird.」のように、過去の出来事なのに「see」という現在形を使ってしまうケースです。過去の出来事について話すときは、基本的に過去時制で統一する必要があります。もちろん、過去の出来事に関連する現在の事実を述べるときは、現在形を使うこともありますが、その区別が曖昧だと減点につながります。

ケーススタディ:時制の一致でスコアアップ

以前、ライティングで6.0を安定して取っていたサオリさん(仮名)は、スピーキングでなかなかスコアが伸び悩んでいました。彼女の話し方を聞いていると、過去の経験を話すときに、話の途中で現在形に戻ってしまうことが多々あったのです。例えば、「When I  was a child,  I love playing  outside.」のように。彼女にこの点をフィードバックし、意識して過去時制で統一する練習を積んでもらいました。その結果、スピーキングで6.5を獲得!「時制を意識するだけで、こんなに変わるんですね!」と喜んでいました。

改善のためのエクササイズ

【エクササイズ2】以下の文を、過去の出来事として自然な時制になるように修正しましょう。

  • Last week,  I visit my grandparents and have a great time.
  • He told me that he is going to study abroad next year.  (※間接話法での時制の一致に注意)
  • The movie was very interesting,  but the ending is a bit disappointing.

(解答例:1.  visited,  had,  2.  told,  was going to study,  3.  was,  was)

3.  冠詞(a,  an,  the)の誤用:なぜか「a」がつけられない?

冠詞は日本語にはない概念なので、日本人学習者にとって非常に難しいポイントです。特に「the」の使い方が曖昧になりがち。「the」は特定の、あるいは聞き手も話し手も共通して認識できるものを指すときに使います。例えば、「I saw a dog in the park.  The dog  was black.」のように、初めて登場するときは「a」、2回目以降は「the」を使うのが基本です。しかし、抽象名詞や不可算名詞(information,  advice,  waterなど)には基本的に「a」や「an」はつきません。それでも「a piece of advice」のように、数えられる単位にすれば「a」が使えます。

私の失敗談から学ぶ

私も英語学習初期の頃、冠詞でたくさん失敗しました。一度、イギリス人の友人に「I  need an advice.」と言ってしまい、「それは変だよ、advise(助言する)なら動詞だけど、advice(助言)は数えられない名詞だから 'a piece of advice' と言うんだよ」と丁寧に教えてもらったことがあります。この経験から、冠詞のルールを一つ一つ丁寧に覚えることの重要性を痛感しました。

改善のためのエクササイズ

【エクササイズ3】以下の文の冠詞(a,  an,  the)の誤りを見つけ、修正しましょう。不要な場合は「-」で示してください。

  • I want to buy a new car.
  • She gave me an useful information.
  • He is studying the English literature.
  • Can you pass me the salt?

(解答例:1.  a new car (OK),  2.  useful information (an useful → useful,  or a piece of useful information),  3.  English literature (the English literature → English literature,  or the literature  of England),  4.  pass me the salt?  (OK))

4.  前置詞の選択ミス:どこにかかる?

「in,  on,  at,  for,  with」など、前置詞は本当に数が多く、意味も多様で混乱しやすいですよね。例えば、「arrive at the station」と「arrive in Tokyo」のように、場所によって使い分ける必要があります。一般的に、狭い場所や特定の地点には「at」、都市や国のような広い場所には「in」を使います。また、「depend on」「listen to」「interested in」のように、特定の動詞や形容詞とセットで覚えるべき「決まった前置詞」もたくさんあります。

実践的なアドバイス

前置詞を丸暗記するのは大変なので、まずは「この動詞/形容詞は、よくこの前置詞とセットで使われるな」というパターンを意識して、例文の中で覚えるのがおすすめです。例えば、「succeed in doing something」というフレーズを覚えたら、「He succeeded in passing the IELTS exam.」のように自分で例文を作ってみると、定着しやすいですよ。

改善のためのエクササイズ

【エクササイズ4】以下の文の( )に最も適切な前置詞を入れましょう。

  • I'm looking forward ( ) my holiday.
  • She is good ( ) playing the piano.
  • The meeting will be held ( ) Friday.
  • He apologized ( ) his mistake.

(解答例:1.  to,  2.  at/in (文脈によるが、一般的にat),  3.  on,  4.  for)

5.  不規則動詞の過去形・過去分詞形の間違い:覚えるしかない?

「go-went-gone」「eat-ate-eaten」のような不規則動詞は、覚えるのが大変ですよね。特にライティングやスピーキングで、過去形や過去分詞形を間違えてしまうと、意味が通じなくなったり、不自然に聞こえたりします。例えば、「I have saw that movie.」は間違いで、正しくは「I have seen that movie.」です。完了形(have/has +  過去分詞)で使う過去分詞形を、過去形と間違えてしまうケースが多いようです。

学習者の声

「不規則動詞、もう無理です…」とよく生徒さんから聞かれます。でも大丈夫! IELTSでよく使われるものを中心に、少しずつ覚えていくのが現実的です。まずは、頻出の20〜30個を完璧にマスターすることを目指しましょう。フラッシュカードを使ったり、声に出して練習したりするのも効果的ですよ。

改善のためのエクササイズ

【エクササイズ5】以下の文の( )に、適切な不規則動詞の形を入れて完成させましょう。

  • She has already ( ) (write) the report.
  • They ( )  (swim) in the ocean yesterday.
  • He has never ( ) (drink) coffee.
  • The book  was ( ) (give) to me by my teacher.

(解答例:1.  written,  2.  swam,  3.  drunk,  4.  given)

どうでしたか? 今日ご紹介した間違いは、IELTS学習者なら誰でも一度は犯しやすいものです。大切なのは、これらの間違いを「知っている」だけでなく、「意識して修正していく」こと。日々の学習の中で、これらのポイントを頭の片隅に置きながら、ライティングやスピーキングの練習を続けてみてください。きっと、あなたのIELTSスコアは着実に伸びていくはずです!頑張ってくださいね!

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