英語学習者の皆さん、こんにちは!今日は、英語学習でよくつまづくポイント、「動名詞を伴う動詞」について、徹底的に解説していきます。このリストをマスターすれば、あなたの英語表現は格段に自然で豊かになりますよ。さあ、一緒にこの「動名詞の壁」を乗り越えましょう!
動名詞とは?なぜ動詞の後に来るの?
まず、動名詞とは何かを簡単におさらいしましょう。動名詞は、「動詞のing形」で、名詞のように働く言葉です。例えば、「Swimming is fun.」(泳ぐことは楽しい。)のswimmingが動名詞ですね。
では、なぜ特定の動詞の後には動名詞が来るのでしょうか?これは、その動詞が「行為そのもの」に焦点を当てる性質を持っているからです。例えば、「enjoy」という動詞。「I enjoy swimming.」(私は泳ぐことを楽しむ。)と言いたいとき、楽しんでいるのは「泳ぐ」という行為そのものですよね。未来の予定ではなく、今、その行為をしている(あるいは、その行為をすること自体)が楽しい、というニュアンスなんです。これは、英語の文法的な特徴の一つで、慣れていくしかありません。でも大丈夫、パターンを掴めば怖くありませんよ!
動名詞を伴う動詞の例:よくある誤解と正しい使い方
学習者の方がよく間違えるのは、動名詞を取る動詞と不定詞(to + 動詞の原形)を取る動詞を混同してしまうことです。例えば、「want」は不定詞を取ります。「I want to swim.」(私は泳ぎたい。)ですよね。「I want swimming.」は間違いです。一方、「finish」は動名詞を取ります。「I finished swimming.」(私は泳ぎ終えた。)が正しい。「I finished to swim.」は間違いです。この違い、なんとなく分かりますか?「finish」は「〜し終える」という、完了した行為に注目するので、動名詞が自然に続きます。
私の生徒さんで、韓国から来たスヨンさんという方がいました。彼女は「suggest」という動詞を、いつも不定詞と一緒に使っていたんです。「He suggested to go to the park.」のように。でも、「suggest」は「提案する」という行為そのものを表すので、動名詞が続くのが自然。「He suggested going to the park.」が正解です。この間違いに気づいて、動名詞を伴う動詞のリストを一緒に練習したところ、彼女のライティングは劇的に改善しました。特に、メールのやり取りで「I suggest checking the report again.」のように、より丁寧で自然な表現が使えるようになったと喜んでいましたよ。
動名詞を伴う代表的な動詞リスト(カテゴリー別)
ここでは、動名詞を伴う動詞を、意味やニュアンスでカテゴリー分けしてご紹介します。一度に全部覚えるのは大変なので、まずはよく使うものから慣れていきましょう。
1. 完了・終了を表す動詞
これらの動詞は、ある行為が「終わった」という点に焦点を当てます。
- finish: 〜し終える (e.g., She finished cleaning her room.)
- complete: 〜を完成させる (e.g., He completed writing the novel.)
- quit: 〜をやめる (e.g., He quit smoking last year.)
- stop: 〜をやめる (※文脈によっては不定詞も取る。動名詞の場合は「〜することをやめる」、不定詞の場合は「〜するために立ち止まる」という意味になることが多い。) (e.g., Stop talking!)
- give up: 〜を諦める、やめる (e.g., Don't give up learning English!)
実践アドバイス:これらの動詞を使うときは、「何をし終えたのか」「何を諦めたのか」を具体的にイメージしてみてください。例えば、「I finished watching the movie.」と言いたいとき、映画を見終えた「行為」とその「結果」を想像すると、動名詞が自然に口から出てくるはずです。
2. 嫌悪・回避を表す動詞
これらの動詞は、ある行為を「嫌がる」「避ける」という感情や意図を表します。
- dislike: 〜を好まない (e.g., I dislike getting up early.)
- hate: 〜を憎む、ひどく嫌う (※文脈によっては不定詞も取る。動名詞の場合は行為そのものを嫌うニュアンスが強い。) (e.g., I hate waiting in long lines.)
- detest: 〜をひどく嫌う (e.g., He detests doing the dishes.)
- avoid: 〜を避ける (e.g., Avoid making eye contact with strangers.)
- escape: 〜を免れる、逃れる (e.g., He escaped being caught.)
- miss: 〜し損なう、〜がなくて寂しく思う (e.g., I missed seeing you at the party.)
ケーススタディ:私のオンライン英会話クラスの生徒さん、ケンジさんは、人前で話すのが苦手でした。彼は「I avoid public speaking.」とよく言っていたのですが、これは「公の場でのスピーチという行為そのものを避けている」という意味で、まさに彼の状況を表していました。後に、彼は勇気を出してスピーチに挑戦し、「I don't avoid public speaking anymore!」と報告してくれたときは、本当に嬉しかったですね。このように、感情や状況を的確に表現するのに役立ちます。
3. 提案・推奨・許可を表す動詞
これらの動詞は、ある行為を「提案する」「勧める」「許可する」といった意味合いで使われます。
- suggest: 〜を提案する (e.g., I suggest trying the local cuisine.)
- recommend: 〜を推薦する、勧める (e.g., The doctor recommended resting.)
- advise: 〜に忠告する、勧める (※目的語 + to不定詞も取る場合があるが、動名詞を直接取る場合も多い。) (e.g., She advised me against investing in that stock.)
- allow: 〜を許す (e.g., They don't allow smoking in here.)
- permit: 〜を許可する (e.g., Smoking is not permitted.)
- forbid: 〜を禁じる (e.g., The law forbids selling alcohol to minors.)
よくある間違い:「advise」と「recommend」は、しばしば不定詞と混同されがちです。しかし、これらが「〜すること」を推奨・忠告するニュアンスで使われる場合、動名詞が自然です。例えば、「I recommend reading this book.」(この本を読むことをお勧めします。)のように使います。
4. 考慮・想像・仮定を表す動詞
これらの動詞は、ある行為について「考える」「想像する」「仮定する」といった、思考や判断に関わるものです。
- consider: 〜を考慮に入れる、〜について考える (e.g., Have you considered changing your job?)
- imagine: 〜を想像する (e.g., Can you imagine living without the internet?)
- fancy: 〜したいと思う、〜を想像する (主にイギリス英語) (e.g., Do you fancy going out tonight?)
- contemplate: 〜を熟考する、〜をじっくり考える (e.g., She contemplated moving abroad.)
- anticipate: 〜を予期する、予測する (e.g., We anticipate having a lot of visitors.)
私の経験談:以前、海外のカンファレンスで発表する機会がありました。その準備段階で、私は「I'm anticipating giving a presentation in English.」というフレーズを練習していました。これは、「英語で発表すること」という行為を、すでに予期し、その結果も想像している、というニュアンスです。この動詞の使い方をマスターしたおかげで、準備もスムーズに進み、自信を持って発表に臨むことができました。もし「I'm anticipating to give...」と言っていたら、少し不自然に聞こえたかもしれませんね。
5. 精神的な状態・態度を表す動詞
これらの動詞は、ある行為に対する「感情」「態度」「状態」などを表します。
- enjoy: 〜を楽しむ (e.g., We enjoyed playing tennis yesterday.)
- appreciate: 〜を高く評価する、〜に感謝する (e.g., I appreciate your helping me.)
- mind: 〜を気にする、〜に不快に思う (e.g., Would you mind closing the door?)
- resent: 〜に憤慨する、腹を立てる (e.g., He resented being criticized.)
- practice: 〜を練習する (e.g., You need to practice speaking English every day.)
実践演習:ここでは、皆さんに簡単な演習をしてもらいます。以下の文を、[ ]内の動詞を使って、動名詞を伴う自然な英語に書き換えてみてください。
- 「彼女は、新しいスキルを学ぶことを楽しんでいます。」 [enjoy]
- 「彼は、遅刻することを気にするでしょう。」 [mind]
- 「私たちは、このプロジェクトを完成させることを高く評価します。」 [appreciate]
答えは後ほど!
6. その他、よく使われる動詞
上記以外にも、動名詞を伴う重要な動詞はたくさんあります。
- admit: 〜を認める (e.g., He admitted cheating on the test.)
- deny: 〜を否定する (e.g., She denied knowing anything about it.)
- admit: 〜を認める (e.g., He admitted cheating on the test.)
- risk: 〜する危険を冒す (e.g., He risked losing all his money.)
- recall: 〜を思い出す (e.g., I can't recall meeting her before.)
- resist: 〜を我慢する、抵抗する (e.g., I couldn't resist eating the cake.)
- postpone: 〜を延期する (e.g., They postponed launching the new product.)
- delay: 〜を遅らせる (e.g., Don't delay starting your homework.)
CEFR/IELTS/TOEICとの関連:これらの動詞を使いこなすことは、特にB1(中級)以上のレベルを目指す学習者にとって非常に重要です。IELTSのスピーキングやライティング、TOEICの読解問題などでは、これらの動詞が頻繁に登場し、正確な意味を理解しているかが問われます。例えば、IELTSのライティングタスク2で、ある問題に対する「提案」をする際に「suggest」や「recommend」を動名詞と共に使うことで、より洗練された文章になります。
動名詞を伴う動詞の学習方法:効果的なアプローチ
さて、たくさんの動詞が出てきましたが、どうすれば効率的に覚えられるのでしょうか?
1. よく使う動詞からマスターする
まずは、リストの中で特に頻度の高いもの(enjoy, finish, suggest, avoid, mind, stopなど)から集中的に覚えましょう。これらを使いこなせるようになるだけでも、表現の幅が大きく広がります。
2. 文脈の中で覚える
単語リストを眺めるだけでなく、実際の例文や、自分で考えた文脈の中で動詞を覚えるのが効果的です。例えば、「finish」なら、「I finished breakfast.」「I finished my work.」「I finished reading the book.」のように、様々な状況で使ってみてください。
3. 音読とシャドーイング
覚えた動詞を使った例文を、声に出して読んでみましょう。さらに、ネイティブスピーカーの音声に合わせてシャドーイング(影のように後について発音する練習)をすることで、自然なリズムとイントネーションが身につき、記憶にも定着しやすくなります。これは、British Councilなどの信頼できるリソースでも推奨されている学習法です。
4. 間違いを恐れず、どんどん使ってみる
一番大切なのは、実践することです!英会話の練習で、ライティングで、積極的にこれらの動詞を使ってみてください。間違えても大丈夫。間違いから学ぶことが、一番の成長につながります。私も学習初期には、「I want enjoying this.」なんて言ってしまって、先生に「wantの後にはtoだよ!」と優しく指摘された経験があります。そんな経験も、今となっては笑い話です。
5. 演習問題に挑戦する
最後に、先ほどの演習問題の答え合わせをしましょう!
- She enjoys learning new skills.
- He will mind being late. / He minds being late. (文脈によりますが、ここでは未来の行為を気にするニュアンスで。)
- We appreciate your completing this project. / We appreciate your helping us complete this project. (より自然な表現)
どうでしたか?もし間違っていても、落ち込まないでくださいね。これがまさに、学習のプロセスです。Cambridge DictionaryやOxford Learner's Dictionariesなどのオンライン辞書で、動詞の後に動名詞が来ることを確認しながら、繰り返し練習するのがおすすめです。
動名詞を伴う動詞のマスターは、一朝一夕にはいきません。でも、今日ご紹介したリストと学習法を参考に、焦らず、楽しみながら、少しずつ理解を深めていってください。あなたの英語学習が、よりスムーズで実りあるものになることを願っています!