TOEICのリスニングやリーディングで「あれ?この文、どう繋がってるんだろう?」って思ったことありませんか? 特に、名詞の後ろに「who」「which」「that」とかが出てくると、ちょっと頭がこんがらがっちゃいますよね。 そう、それは「関係詞節」という文法が関係しているんです!
でも、大丈夫!この関係詞節、実はTOEICのスコアアップにめちゃくちゃ役立つんです。 今日は、私が長年教えてきた経験と、たくさんの受講生さんの成功事例をもとに、この関係詞節を分かりやすく、そして実践的に解説していきます。 これさえ押さえれば、TOEICの長文も怖くない!さあ、一緒にマスターしていきましょう!
関係詞節って、そもそも何?
関係詞節は、簡単に言うと「名詞を詳しく説明する、もう一つの文」のこと。 例えば、「私は犬を飼っています」というシンプルな文がありますよね。 これに「その犬はとても賢い」という情報を付け加えたいとき、関係詞節の出番です。
「私は、とても賢い犬を飼っています。」
英語で言うと、こうなります。
I have a dog that is very smart.
ここで「that is very smart」の部分が、名詞「dog」を説明している関係詞節です。 「that」は関係代名詞と呼ばれ、前の名詞(先行詞)と後ろの文を繋ぐ役割をしています。
関係代名詞の種類と使い分け
関係代名詞には、主に「who」「which」「that」があります。どれを使うかは、先行詞が「人」か「モノ・コト」か、そして文法的な役割(主語になるか、目的語になるかなど)で決まります。
- Who: 人を先行詞にとり、関係詞節の中で主語の役割をします。
例: The woman who is standing there is my teacher. (そこに立っている女性は私の先生です。) - Which: モノ・コトを先行詞にとり、関係詞節の中で主語の役割をします。
例: This is the book which I bought yesterday. (これは私が昨日買った本です。) - That: 人・モノ・コトのどちらも先行詞にとることができ、主語・目的語のどちらの役割もできます。ただし、先行詞が「the only」「the first」などの最上級や序数詞の後ろに来る場合は、whichやwhoではなくthatを使うのが一般的です。
例: He is the only person that can help you. (彼はあなたを助けられる唯一の人です。)
【私の教え子さんの声】
「最初はどれを使えばいいか混乱してました。特に『that』が便利すぎて、いつでも使っちゃダメなのかな?って。でも、先生に『主語になるならwho/which、目的語なら省略できることもあるよ』って教えてもらってから、スッキリしました!」
関係副詞って何?
関係代名詞の他に、「where」「when」「why」といった関係副詞もあります。これらは、先行詞が「場所」「時」「理由」の場合に使われます。
- Where: 場所を表す名詞を先行詞にとります。
例: This is the cafe where we first met. (ここは私たちが初めて会ったカフェです。) - When: 時を表す名詞を先行詞にとります。
例: I remember the day when I graduated from university. (大学を卒業した日を覚えています。) - Why: 理由を表す名詞(reasonなど)を先行詞にとります。
例: That’s the reason why he was late. (それが彼が遅刻した理由です。)
関係副詞は、関係代名詞と同じように、先行詞を詳しく説明する役割を果たします。TOEICでは、これらの関係詞節が長文読解のスピードや正確性に大きく影響してくるんですよ。
TOEICでよく出る!関係詞節の落とし穴と攻略法
TOEICでは、関係詞節を使ったひっかけ問題や、正確な読解を妨げるような文章構造がよく出題されます。ここでは、私がこれまで見てきた「あるある」とその対策をお伝えします。
落とし穴1:関係代名詞が省略されているケース
実は、関係代名詞は、目的語になる場合や、先行詞が「人」で関係代名詞が主語になる場合など、省略できるケースがたくさんあります。これに気づかないと、文の構造が理解できず、意味が分からなくなってしまいます。
例:
I saw the movie (that) you recommended. (君が勧めてくれた映画を見た。)
→「that」は目的語なので省略されています。
【攻略法】
名詞の後に動詞が続いたら、その間に「関係代名詞(+be動詞)」が省略されている可能性を疑いましょう。特に、TOEICのPart 7の長文では、この省略形が頻繁に出てきます。
落とし穴2:非制限用法との混同
関係詞節には、先行詞を特定する「制限用法」と、補足情報として付け加える「非制限用法」があります。非制限用法は、コンマ(,)で区切られ、関係代名詞の前にコンマが来ることが特徴です。
例(制限用法):
The man who is wearing a blue tie is my boss. (青いネクタイをしている男性が私のボスです。)
→「青いネクタイをしている」という情報で、どの男性か特定しています。
例(非制限用法):
Mr. Smith, who is my boss, is very kind. (私のボスであるスミスさんは、とても親切です。)
→「Mr. Smith」という特定の人について、補足情報を加えています。
TOEICでは、このコンマの有無が重要になることがあります。非制限用法は、その情報がなくても文の主要な意味は通じるので、読解のスピードを上げるためには、まず主節(コンマの外側)の意味を掴むことが大切です。
落とし穴3:「関係詞+名詞」の形
「関係代名詞+名詞」の形で、所有格を表す「whose」や、前置詞+関係代名詞の形(of which, to whomなど)もTOEICではよく出題されます。
例(所有格):
I met a student whose parents are doctors. (両親が医者である学生に会いました。)
例(前置詞+関係代名詞):
This is the proposal to which we agreed. (これが私たちが合意した提案です。)
これらの形は、少し難易度が上がりますが、意味を正確に理解できれば、より高度な英文読解が可能になります。
実践!関係詞節トレーニング
頭で理解するだけでなく、実際に手を動かしてみることが上達への一番の近道です!
エクササイズ1:関係詞節を見つけてみよう
以下の英文を読み、「関係詞節」の部分を( )で囲み、それが「制限用法」か「非制限用法」か、また「関係代名詞」か「関係副詞」かを判断してみてください。
- The new software, which was released last week, has already become popular.
- He finally found the wallet that he had lost.
- This is the place where the accident happened.
- I talked to the person who is in charge of customer service.
- The reason why the project was delayed is still unclear.
【解答例】
- The new software, (which was released last week), has already become popular. (非制限用法、関係代名詞)
- He finally found the wallet (that he had lost). (制限用法、関係代名詞)
- This is the place (where the accident happened). (制限用法、関係副詞)
- I talked to the person (who is in charge of customer service). (制限用法、関係代名詞)
- The reason (why the project was delayed) is still unclear. (制限用法、関係副詞)
エクササイズ2:自分で文を作ってみよう
以下の2つの文を、関係詞節を使って1つの文にしてみてください。
- I bought a car. The car is very fuel-efficient.
- She works at a company. The company develops new technologies.
- He told me a story. The story was very interesting.
【解答例】
- I bought a car that/which is very fuel-efficient.
- She works at a company that/which develops new technologies.
- He told me a story that/which was very interesting.
【私の教え子さんの声】
「エクササイズ2で、自分で文を作る練習をしたら、TOEICのリーディングで『あ、これ関係詞節だ!』って瞬時にわかるようになりました。特に、省略されているパターンに気づけるようになったのが大きいです。」
TOEICスコアアップへの道:関係詞節マスターの先へ
関係詞節は、TOEICの文法問題だけでなく、リスニングやリーディングセクション全体で、正確かつスピーディーに英文を理解するための基礎となります。今回ご紹介したポイントやエクササイズを繰り返し練習することで、きっとあなたのTOEICスコアは着実に伸びていくはずです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つのルールを丁寧に理解し、たくさんの英文に触れるうちに、自然と使いこなせるようになります。焦らず、楽しみながら学習を進めていきましょう!
【ケーススタディ:Aさんの場合】
AさんはTOEIC600点台で伸び悩んでいました。特にリーディングセクションで時間が足りなくなり、文の意味も正確に把握できていないことが課題でした。そこで、関係詞節の復習に重点を置き、毎日30分、関係詞節を含む英文の読解練習と、自分で文を作る練習を続けました。約2ヶ月後、TOEICのスコアは750点にアップ!「長文を読むスピードが格段に上がって、文の構造がパッと理解できるようになったのが大きかった」と語ってくれました。
さあ、あなたも今日から関係詞節マスターを目指して、TOEIC高得点への道を切り拓きましょう!